2011年8月5日金曜日

前外務大臣、北方領土訪問:外務省の韓国への嫌がらせ

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● ANNニュース





ANNニュース 2011/08/05 14:01
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210805031.html

民主・前原氏が択捉島へ 外務大臣経験者として初

民主党の前原前外務大臣が、北方領土の択捉島訪問に出発しました。
外務大臣経験者の北方領土訪問は初めてです。

前原前外務大臣:「この領土の問題、なんとか我々の世代で解決したいと思っている」
今回の訪問は、北海道関係者による「ビザなし訪問団」のメンバーの一人として参加するもので、5日午前に根室から択捉島に向けてチャーター船で出発しました。
前原議員は、外務大臣時代に日本の法的立場を害さない前提での経済交流を打ち出していて、水産加工工場や道路インフラなどの視察を通して現地のニーズを把握する考えです。




外務省の韓国に対するイヤミか。
相当に外務省はしつこくやるつもりでいるようだ。
ロシアは前外務大臣の訪問に対して、「テロリスト」という称号は贈呈しないようだ
さすがは昔、米ソの冷戦を経験しているだけに、ロシアは外交が上手。
政体がひっくり返ることでもない限り、 
絶対に北方領土をロシアが手放すなんてことはない
なにしろ、石油・天然ガスと豊富な地下資源に恵まれている国。
お金持ちは喧嘩などはしない。
既製事実があればそれで十分、といったところだろう。

それをわかっていて外務省は動いている。
これも外交の一つ

韓国を少々右往左往させて痛い目に合わせてやれ、ってなところだろう。
もう少し、外交上手になりなさい
というシグナルを送っているのだろう。


2011/08/05 10:01   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011080501000197.html

前原前外相、択捉島へ ビザなし訪問団に参加

民主党の前原誠司前外相は5日午前、今年3回目の北方四島との「ビザなし交流」訪問団(千葉俊文団長)に参加し、チャーター船で択捉島に向け、北海道・根室港を出発した。前原氏の参加は2006年に続いて2回目。
外相経験者の北方領土訪問は初めて。

北方領土を含む千島列島(クリール諸島)のインフラを整備するロシアによる「クリール諸島社会経済発展計画」の状況を視察する。

前原氏は出発前、記者団に
「択捉島が5年前と比べてどのように変わったかを見て、経済交流について現地のニーズを聞いてみたい。
領土問題を私の世代で解決したい」
と強調した。



下の韓国新聞の論調をみれば分かる。
なんと我々は外交音痴なのか!
と声高に叫んでいる。


2011年08月05日10時36分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/534/142534.html?servcode=100&sectcode=120

【コラム】「独島ポピュリズム」はだめだ

  いまは冷静に中間計算書を出してみよう。独島問題話だ。
日本の国会議員3人が鬱陵島(ウルルンド)を“視察”するとして金浦(キンポ)空港に降り立った。
韓国は出入国管理法を掲げ入国自体を拒否した。
議員は
「われわれがテロリストにでもなったというのか」
として9時間にわたり空港でデモを行った。
ツイッターで自国民を扇動し、
「われわれを拘置所に閉じ込めようとしている」
という虚偽の主張までした。帰国した彼らは一躍有名人になった。

  政治的に利益が出る商売ということを直感した同僚議員が相次ぎ「われわれも鬱陵島に行く」と言い出した。
当初は右翼産経新聞を除き静かだった日本のメディアも大きく報道し始めた。
国際的にも注目された。
米国務省副報道官が
韓日両国が平和的で外交的に解決策を用意することを期待する
とコメントしたこと自体が
独島を紛争地域と認めるものであるから日本としては満足
なことだ。

いったい誰がこのように事態を広げたのか。
もちろん日本の議員が先に挑発した。
彼らの突出した行動は韓国の国民感情にだけ照らしてみるなら“テロリスト”に匹敵する。
少なくとも当たり屋級だ。
それでは当たり屋に巻き込まれた間抜けたちはうまくやったという話なのか? 
全く違う。

  そこで「独島ポピュリズム」という話が出る。
独島が韓国領ということに異議はありえない。
しかし愛国心は口に唾を跳ばす人の専有物でない。
特に政治家たちが国民感情に便乗する姿を見ると独島私有化という感じまで受ける。
独島愛と愛国心は声の大きい政治家だけのものでもないのにだ。
初めから強硬発言をした李在五(イ・ジェオ)特任長官、そこに一時乗っかった李明博(イ・ミョンバク)大統領も失敗したとみる。
政界の実力者に大統領まで出てきたせいで、独島問題はあっという間に過剰な代表性を帯びてしまった。
日本の記者たちが2~3日の2日間に鬱陵島を取材したという事実が明らかになると鬱陵郡は外国人訪問客管理を強化するとした。
江陵(カンヌン)~鬱陵島・独島を運航する定期旅客船は日本人の乗船を無期限で拒否することにした。
日本人が 
鬱陵郡から許可証の交付を受け独島に行くこと
が韓国の領有権確認に有利だという考えをなぜできないのか
もどかしい。

さらに輪をかけたのは国会独島領土守護対策特別委だ。
12日に独島で特別委を開く予定だ。
独島特別委与党幹事のイ・チョルウ議員は、
「一度でも独島領有権を主張した日本極右人物・団体のリストを作成し入国禁止対象者に含めるよう促す」
と話した。
われわれにとっては話にもならないが、独島が日本領という主張は日本政府の公式の立場だ。
「一度でも独島領有権を主張した」
日本人ならば当然首相を含む日本政府の構成員全員が潜在的な入国禁止対象という話だ。
可能だと思っているのか。

日本政界も同じだ。
2月に韓日キリスト教議員連盟日本側会長として訪韓し、
「日本は独島領有権主張を直ちに撤回しなければならない」
という共同宣言文に署名して民主党から追放された土肥隆一衆議院議員程度が例外といえば例外だ。
残り99%は独島が日本の領土だと主張するだろう。
彼らも全員入国禁止なのか。

  戦争でも行うのではないならば現段階で 
独島問題は「解決」ではなく「管理」に重点 
を置かなければならない。
実効支配を確かめながら日本が主張を引き下げる時まで30年でも50年でも待ち、この間に国力をより一層育てなければならない。
幸い韓日協定(1965年)には独島問題が言及されていない。
日本の執拗な要求を振り払ったおかげだ。
反面日ソ国交正常化宣言(55年)ではクリル諸島4島(日本名・北方領土)が紛争地域だ。
日中も国交正常化(78年)する際に「尖閣諸島(中国名・釣魚島)は後日解決する」ことで合意した。
やはり紛争地域だ。
独島が韓日関係のすべてではない。
もう冷静を取り戻す時だ。
12日に独島で国会特別委を開くという計画から取り下げることを望む。


日本の外務省は韓国の外交音痴をこれ幸いと、鼻面を引き回しているように思えてならない。




サーチナニュース  2011/08/14(日) 14:55
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0814&f=politics_0814_006.shtml

韓国の竹島をめぐる活動、法的には無意味で世界の承認得られない=中国

竹島(韓国名:独島)をめぐり、日韓関係がぎくしゃくしている。
日本の竹島領有の主張に対して、韓国ではさまざまな方法で日本への抗議が行なわれている。
中国メディアの環球時報(電子版)は13日、韓国の抗議活動の背後にある理由を報じた。

韓国の女性モデルが10日、韓国の伝統衣装を着て鬱陵島に上陸し現地でファッションショーを行なうことで日本への抗議を意を表わした。
さらに現在80人の若者たちが、竹島が韓国領であることをアピールするために、韓国の最北端から竹島を目指している。
最終的にリレー形式で日本海を渡り、竹島へ上陸する予定だという。

こうした韓国の動きに対して、記事は
2012年に行なわれる韓国の選挙が主な原因となっている」
と指摘。
もともと日韓の間には竹島をめぐる紛争があったが、
「日韓のそれぞれの政治家たちが自分たちの政治的目的を考慮に入れて、民衆の中にある不満のエネルギーをいつ放出すればよいかを計算している」
と分析した。
さらに、その根拠として抗議活動を行なった女性モデルや若者たちを引き合いに
「彼らの使用した自転車や装備品などがみな同じものであり、
背後に資金を提供している政治的な組織がある
と説明。
それゆえ、
日韓の選挙後にこうした紛争はすぐに沈静化するだろう
と推測した。

さらに記事は、韓国が08年から10年にかけて世界各国の地図や教科書を集め、竹島の領有権の表記を調査したことを取り上げた。
結果、
全世界の1.5パーセントの地域でしか韓国領土として認められていないことに韓国は衝撃を受けた」
と指摘。

それゆえ、
「社会や民衆に働きかけて、全世界で竹島が韓国の領土であるという認識を高めようと考えている」
と指摘したうえで、
「韓国による社会的な活動がいくら民衆の中で認識を高めたとしても、結局のところ法的にまったく無意味である」
と指摘。
社会活動を行っても、
「世界の承認や黙認を得ることはできないだろう」
と報じた。


えらく冷静に見ている。


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